味工房まんま別館

郊外型の大型の割烹料理店建築から関わったのでレイアウトや動線、植栽など綿密に計画出来ましたデザインのポイントとしては施主の要望にもあった現代的な使い易い動き易いモダンな店舗と数寄屋造りの融合です機能面はかなりの時間を掛けて施主と打合せして造り込んでいます意匠面はイメージと素材、大まかな配置などの要望に対してデザインを考えて素材、納まりなどを検討し造り上げています。
外観は鉄骨造の構造なので数寄屋とは言えない造りではありますがアプローチや造園が少しモダンな感じの強い外観の雰囲気を旨く調和させてくれていますアプローチを通って入店すると少し小さめの待合室に受付を通って天井の高い開放的な大きなカウンター空間になります1階はテーブル席の個室が中庭周りに配置されています2階は木質の階段を上がるとお座敷の個室10室と喫煙室の構成になっています中庭周りの個室は窓を空けると1階の中庭が見える様になっています建築した事もあり平面的にも立体的にも空間を楽しめる計画が出来ています室内の設えは細かく素材を組み合わせた数寄屋造りでありますが古典的な数寄屋ではなく現代的なモダンな数寄屋の館を造れたと思います