代官山
2006年竣工。施主から要望されたのは「呑んだくれのスペイン人オーナーが経営する寂れたBARのような雰囲気に」と言うこと。限られた予算の中で、それでもエントランスは最重要との認識で、アンティークショップ『THE GLOBE』で見つけた4枚組のアンティーク扉を内外装のデザインもまだラフ段階の中で購入、その扉がある前提で全体のデザインを少しずつ決めていくという通常では有り得ない特異な順序でデザインが進んでいった案件。
最終的には「オーナーが呑んだくれ」と言うことでシャンデリアをわざと斜めに吊るしたり、テーブルもユーズドの鉄扉を再利用して男臭く、カウンタバックにはBARの雰囲気を演出すべくボトルを陳列できるミラーバックサイドボードを置いたり、壁面の棚什器は足場板の古材を使って無骨なデザインで製作したり。ディスプレイも雑多な雰囲気を演出し、スペイン人なら扉は少し装飾の強いアンティーク扉が好みでしょ、といった感じで購入&設置。
「ラフで、男臭くて、ジャンク」だけど汚く見えない適度なバランスを志向したデザインに。設定が面白かったので、現場でのディスプレイも「ここまでやって良いのかな?」と施主と相談しながら和気藹々と楽しみながら進められたことを今でも覚えている。
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