俺の株式会社が経営する俺のフレンチ道頓堀角座店の移転に伴う新店計画で、ビストロとBakeryの複合業態です。心斎橋裏路地の路面区画トータル９０坪の区画にはフルスペックのベーカリー厨房とフルオープンキッチンを揃え、加えて肉カウンターという目の前で９００度オーブンで仕上げるステーキカウンターを計画しました。ビストロのテーブルや通路寸法、高さ、キッチンの見えがかりは綿密に打合わせされ、程よい狭さ感の臨場感のある空間になっています。
　
　ベーカリーとビストロはそれぞれ独立したエントランスを持ちながら、共通の看板でブランドを訴求しています。インテリアはスペインのマドリッドのバル・レストランの空気感にヒントを得て、少しクラシカルな素材感・ブルー混じりの色目を使いながら、暖かい光と肉が焼ける音・煙、ゲストの会話が混ざった賑やかでオリジナルな空気感を目指しています。
　
　いつでも満席が似合う、店であり続けて欲しいと願っています。