THE SHOP TK MIXPICE

デザインしない場づくり現在、150店舗近く展開している本ブランドのコンペティションでの採用となりスタートしたプロジェクト。
THE SHOP TK MIXPICE は、オリジナルのベーシックアイテムに+αし、ファッション感のある日常着を提供するというブランドコンセプトの元、『未完成なデザインしない場づくり』を提案した。
常にブランドは成長に向かって変化する場であり続けるという願いを込め、あえて完成形にしない作業中・未完成・途中経過をキーワードに設定。
残された未完成な空間に於いて、そこで展開される商品やスタッフ、お客様が加わる事によって初めて店舗がブランドとして完成する事を考えた。
郊外型の店舗にみられる高い天井は、通常、下地組として使用される軽鉄を、仮想天井として組む事により、空間の大きさに応じてバランスを保っている。
壁面には、オリジナルに開発した杉材をスライスしたROG WALLを採用した。
ブランディングの中で最も重要な要素と考え、提案したのが、お客様に飽きられない様に『変化』を表現できる“ミュージアム什器”と呼ばれるVMDエリア。
ブランドが発信する情報を常に更新し表現できる空間が、今後、長く愛され続ける事を願っている。