美と癒しと健康をテーマにSPIC Salonとして全国に展開するSPIC鎌倉本社改装計画。和をベースとしながらも、様式にとらわれず、普遍的な日本の美意識を追求して参りました。１階は、セミナー等が行われる多目的スペース。２階は、SPIC Salonの世界観を表現したラウンジ及びオフィスと会長室という構成。
FACADE及び1階壁面には、恵那錆石を採用。最大限に石の持つ自然な風合いを生かすため、恵那にある工場へ行き、貼り方や加工方法にこだわりました。和の素材を用いながら、和でもなく洋でもないニュートラルなバランスを考えました。
１、２階に配置された家具、照明器具は、全てこの空間に合わせた意匠でデザイン、製作しました。光の陰影、素材による質感、全てに於ける距離感や導線、椅子に座ったときの目線までも、計算された意匠として設計しました。
壁面に飾られたアートは、今回の改装に合わせ、SPICの未来をイメージしたカナダ在住木版画家の松原直子先生による作品が飾られました。
進化し続けるSPICの未来を一緒に私達も考え、空間創出において、追求し続けていきます。