プロジェクトマネジメント案件。


“長屋リノベーション”でシンプルで明るい店舗に。

戦前に建てられた木造2階建ての住居4区画を、美容室の店舗空間とするリフォーム工事。
縦横2区画を1つの空間とするため、階段撤去や、入口変更等大規模な解体から始めました。

取り除けない大黒柱の存在を店舗デザインに活用したり、
建物の特性を生かした吹き抜けを実現するために様々な職人さんとの構造や、補強の相談をしながらの計画は弊社にとって初めての経験であり、とても楽しみながら計画が進行していきました。

時には並行して進行していた、同建物内の他店舗さんとの相談や協力もとても新鮮で、各店舗の枠を超え、皆で協力しての作業は一体感がありました。


もとの住居入口は道路から１本入った路地に面していましたが、リフォームの際に道路側に変更。
視認性を高め、夜間は道路側の大窓から見えるライティングが程よく外部を照らし、通行人を惹きつけます。


インテリアデザインは白を基調に清潔感を前面に出し、大きな窓で自然光を最大限取り入れた、陽だまりのある空間です。
既存建物の内装を解体し新築した内装は、既存の屋根や窓とも調和し、
白黒のモノトーンと木目の３色が、シャープでありながら温かみのある、シンプルで機能的な空間となりました。