RITA Affogato Tokyo

伝統と革新が共存する街、新宿・神楽坂にある日本初のアフォガート専門カフェ「RITA Affogato Tokyo」。
異なる職業経験を持つオーナーが、イタリア旅行でアフォガートの美味しさに感動し、このユニークなスイーツを日本に広めたいという思いからオープンへの道のりが始まった。
店名の「RITA」は「利他」を表し、他者の幸せを願う気持ちが込められている。
様々な経験を経て、新たな人生を切り開こうとするオーナーの優しさと強さを表現するために、様々な要素をデザインに取り入れた。

具体的には、「歴史とモダンの融合」「オーナーへの敬意」「素材と色彩」の3つの要素を考慮した。
店内は左側の壁面をアンティーク調にすることでオーナーの旅の歴史やイタリア文化を表現し、右側の厨房をモダン調にすることで、イタリアのバール文化を取り入れつつ、今の時代らしい洗練さを強調した。
コールテン鋼を模した特殊塗装で仕上げオーナーの力強い歩みを象徴し、彫像のような白い大きなモルタルカウンターは提供されるジェラートやエスプレッソの手作り感を強調している。
店のアイデンティティを表現する様々な方法が、天井や壁の淡いグリーンの色調に包まれ、シャープではなく、どこか "利他の心"のような優しい佇まいのデザインに仕上がっている。

実はこれらの要素に使われている色は、大きく分けると赤・白・緑の3色であり、イタリア国旗へのリスペクトでもある。コンパクトな空間に様々なデザインが溶け合うように融合したRITA AFFOGATO TOKYOで、ぜひ美味しいアフォガートに溺れて頂きたい。