「ビジネスの成功・飛躍(=TAKE OFF)のための空間」
東急不動産が2012年より運営を開始した会員制のサテライトオフィス「ビジネスエアポート」の青山、品川に続き3店舗目の店舗となる「ビジネスエアポート東京」。東京・大手町の駅直結という立地上、ターゲットとするのはアッパーなビジネスパーソン。街中にあるコワーキングスペースのカジュアルさとは一線を画す、「スーツ姿でも違和感がない”大人”のためのワークスペース」がクライアントの要望であった。

約1500㎡のフロアは、レセプションエリア・シェアワークプレイス・貸会議室など幾つかの空間に分けられ、様々な用途で利用する人々が訪れる。ビジネスの成功・飛躍(=TAKE OFF)をサポートする国際空港のビジネスラウンジというコンセプトを反映しながら、入り口のスペースはあえてシンプルに広くとり、緩やかにラウンドしたカウンターがお客様を迎え入れる。会員制のラウンジスペースへはスロープを上がり床のレベルが一段上がったスペースへ繋がっている。床に高低差をつけたことで、緩やかに空間の違いを認識させた。