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家族葬をメインとする葬儀所の建築設計。
幹線道路に面しているので、コミュニティの一部となるようなデザインであるようにこころみた。
-幕-この建物は、「大きく貼り渡された日本古来の幕」を抽象化した意匠としています。
幕で外界と空間の境目を区切り、幕内の場で礼儀に則った儀式を行う。
この原点を形にすることで、清く威厳のある葬儀ホールとしての場を創り出し、ご遺族の精神を浄化へ誘います。
また、様々な宗教や、無宗教の人々がこのホールを自由な解釈で使用できるよう、外壁には無彩色の白を選択し、純一無雑を表現しました。
次は、幕内に居る時の感覚についての設計意図です。外壁の小口にテーパーを取ることで、外からは薄い幕が浮遊しているように見せています。
逆に幕内からは壁の厚みが認識でき、包み込まれているような安らぎを感じることができるでしょう。更に、ガラス越しに入ってくる自然光がフォグラスシートによりやわらかく拡散され、やさしい雰囲気に包まれます。
そして、流線型が連なる形で浮ぶ壁が非日常を演出し、現実時間からの乖離を促します。
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阪急 武庫之荘
兵庫県西宮市熊野町1-31
2003/11/09
二級建築士事務所 兵庫県知事 般 02A00866号
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