京都のとあるマンション一室のリノベーションプロジェクト。
現場が京都ということもあり、わかりやすく「和モダン」な空間としたい、とクライアントからの要望もあり、和を現代的に解釈した空間に仕上げた。
和モダンを表現するために格子リブ材や銅板、畳、行燈、和テイストの意匠照明などをポイントで取り入れることで、全体的に和の設えを感じてもらえるような空間とした。
また、和というと白木のイメージもあるが、現場のフローリングを既存流用という条件もあり、木部は既存共色でまとめた。
照明計画においては、光源が直接見えるような直接照明をできる限り避け、間接照明や意匠照明で照度を取ることで、柔らかく居心地のよいと感じていただける光環境を整えた。
和モダン空間とシンプルな家具が相まって、コンセプト通りの世界観を確立している。