沖縄っぽさをずっと考えました。
琉球瓦とシーサーしか浮かばない（笑）。
沖縄の写真をみても、違いは縁側のようなOPENな造りくらい。
路線を変更して「古民家」風に。
天井はB工事でボード仕上でしたが、その上から巾の狭い羽目板を貼り、2階の床が見えているような感じにしました。
柱や梁には、古材を使用しています。
現場監督の梅田と、保土ヶ谷にある伊勢政商店さん（材木屋）に行き、倉庫に眠っている古材を譲っていただきました。
カウンター腰やボトル棚の扉、倉庫の扉は、昔の塀を意識してデザインしました。
外部には琉球瓦を使用しています。
天井に穴をあけないでほしいと、ビルオーナーから言われていたので、化粧梁はコの字で作り、電気の配線を隠すようにしました。
外部にタイルが貼ってあったり、瓦があったり…全て壊さず隠しました。
古材のおかげなのか…すごく雰囲気のあるお店になりました。
大工さんと電気屋さんが苦労して泣いた現場です(笑)。